技術レポート1

世界で初めてテーラードブランクのリヤビームを開発!

【メリット1】
CO2削減!
従来構造と比べ15%の軽量化を達成し、CO2削減にも貢献します。
【メリット2】
走行性能向上!
従来構造と比べ左右剛性が30%向上したことで、走行性能も向上します。

2011年、ヨロズは従来構造とはまったく異なるテーラードブランクリヤビームを開発しました。
HONDAのN-BOXに搭載されたこのリヤビームは、トレーリングアームとクロスビームの接合に世界で初めてテーラードブランク工法を採用し、質量の軽減と剛性の向上を実現しました。
ヨロズの開発力と生産技術力により完成させた、テーラードブランクリヤビームの魅力を紹介します。

テーラードブランクとは…

板厚や強度の異なる複数の鋼板をプレス成形前に溶接し、1 枚のブランク材にしたものです。

リヤビームとは…

小型、中型乗用車の後輪側サスペンションの主流形式であり、中央部のクロスビームが捩れることで、左右のトレーリングアームが別々に動き、独立懸架式に近い特性が得られる部品です。
また、自動車のCO2 排出量削減課題から、軽量化ニーズも年々高まっている部品です。